ログハウスプレカット
ログハウスの本場とも言うべき北欧やカナダには世界的にビジネスを展開するログハウスメーカーが存在しますが、その多くがフンデガーK2シリーズを活用して加工しています。
日本国内では、従来よりそうした海外のメーカーの工場で加工して輸入してきた材料でログハウスを建てたり、国産材を使ったログハウスを謳っていても、加工は半自動機や手加工に頼ってログハウスを建てることがほとんどでしたので、コスト面や設計後の柔軟な対応が難しく、ログハウスは割高の印象をぬぐえないところもありました。
しかし、国内でも従来からあるhsbcadだけでなく、ネットイーグル社がXF15ログハウスオプションを発売したことで、ログハウスにもCAD/CAM化の道筋が出来たと言えます。これにより、「設計」→「加工」→「納品」まですべてが国内で完結出来るようになりました。
フンデガーでは「角ログ」、「Dログ」、「丸ログ」などのプロファイルログの加工が可能で、標準で断面300mm×450mmまでのログ材を投入することが出来ます。
製品紹介
構造材加工機K2インダストリー
フンデガー「K2インダストリー」はオプションで、ログハウス加工には必須のノッチ加工を行う「ログ用ノッチカッターユニット」や丸ログ用のノッチ加工を行う「丸ログカッターユニット」、「材端溝カッター」、「水平対向ドリルユニット」等を装備することが可能。ログハウスの加工を効率よく加工出来るオプションを取り揃えています。標準で蟻加工や鎌継ぎ加工なども可能。在来軸組工法や金物工法、2×4工法やCLTなどとのハイブリッド加工も可能としています。無論、K2インダストリーですから、ログハウスの物件がない時はそれ以外の加工にも使用することが出来ます。
構造材加工機ロボットドライブ
ロボットドライブにはログハウス専用ユニットはありませんが、6軸制御ロボットアームであらゆる面の加工を可能としている為、必要な刃物で必要な加工を行うことが出来ます。
また、K2インダストリーと同様に、他の工法にも対応しているので、兼用機としても使用可能です。